[Fedora-trans-ja] policycoreutils 予約 => 完了

Jiro Matsuzawa jmatsuzawa @ gnome.org
2014年 7月 28日 (月) 15:44:14 UTC


水本さん

松澤です。
詳細な説明ありがとうございます。

実際の生成物を確認されたうえで、
日本語表記を分けた方がユーザーにとって都合がよい
と判断されたのであれば、特に異論はありません。

# 以下は、あくまで参考までに。
# 私個人の主観ですが、内容や生成経緯の如何を問わず、
# manで読むことを想定したドキュメントを「manページ」と呼ぶことに違和感はありません。
# もちろん人により受け取り方は様々でしょうし、区別したいという考えがあるのももっともなことだと思います。

簡単ですが、以上です。
ありがとうございました。



2014-07-25 14:11 GMT+09:00 Noriko Mizumoto <noriko @ fedoraproject.org>:
> (2014年07月25日 02:57), Jiro Matsuzawa wrote:
>> 水本さん
>>
>> 松澤です。
>> 素早いお返事ありがとうございます。
>>
>> 私の方が少し混乱してきました。。。
>> 水本さんの意図をちゃんと理解できていないので、一点だけ確認させてください。
>>
>> ## 質問 ##
>> 原文の"man pages"が通常のman pagesと異なるとは、具体的にどういう意図でしょうか?
>>
>> 以下、質問の補足です。
>> 以前のメール[1]でもお伝えしましたが、これは通常のmanコマンドで読むman pagesだと
>> 理解しております。[1]にもあるとおり、私なりに実際に生成されたファイルを確認し、
>> manでも読んでみた上で申しています。これが通常のman pagesではないとおっしゃる真意を
>> 掴めていないので、その溝を埋めないことには話が噛み合わないように感じました。
>>
>> (私なりに水本さんの意図を以下のとおり推測してみたのですが、あまり自信はありません。
>> 要するに「通常のman pagesも、sepolicyで生成されるman pagesも、
>> ファイル自体は同じtroff形式の一般的なman pagesであるが、*生成方法が特殊*なので
>> 区別した呼称を与えたい」ということでしょうか?)
>
> 松澤さん、
> 私自身は技術的経験およびそれに伴う知識に非常に制限があるため、とんでもな
> い勘違いをしていることもあります。その際はどうかご指摘ください。
>
> man comand_name で出力されるのは一般的にそのコマンドに関する説明で、いず
> れのマシンで発行しても同じ説明が出力されるものを一般的な man pages と理
> 解しています。一方、対象の 5 つの文字列は 'sepolicy manpage' というコマ
> ンドに関する説明で、ここに出てくる man page とは、インストールした
> SELinux ポリシーに応じて管理者が生成する説明を指し、ここにはプロセスドメ
> インに関する詳細が記載されています。この説明は生成環境に応じて内容が異な
> る、HTML形式で生成する選択もあると理解しています。これについてはRHELのガ
> イドを読みました [1]と[2]。
> このガイドを読むと、実際に利用する管理者にとっては区別した方がわかりやす
> いのではないかと憶測しています。私自身はこの機能を利用した管理を行った経
> 験がないので理解が誤っているかもしれません。
>
> [1]:https://access.redhat.com/documentation/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/7/html/SELinux_Users_and_Administrators_Guide/Security-Enhanced_Linux-The-sepolicy-Suite-sepolicy_generate.html
> [2]:https://access.redhat.com/documentation/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/7/html/SELinux_Users_and_Administrators_Guide/Security-Enhanced_Linux-The-sepolicy-Suite-sepolicy_manpage.html
>
> 水本
>
>
>>
>> [1] https://lists.fedoraproject.org/pipermail/trans-ja/2014-July/002554.html
>>
>>
>> お手数ですが、ご教示ください。
>> 以上です。
>>
>> 2014-07-24 10:07 GMT+09:00 Noriko Mizumoto <noriko @ fedoraproject.org>:
>>> 水本です
>>>
>>> (2014年07月23日 23:34), Jiro Matsuzawa wrote:
>>>> 水本さん、皆さん
>>>>
>>>> 松澤です。
>>>>
>>>> 何ども申し訳ございません。ひょっとしたら、私の言い方がややこしくて
>>>> 少し混乱させてしまったかもしれません。お許しください。
>>>> (些細な点なので、transifex移行など重要な作業が落ち着いた後にでも読んでいただければ、と)
>>>>
>>> いえ、混乱はしていないので大丈夫です(^^)v
>>>
>>>>
>>>> ## 私の言いたかったポイント ##
>>>> * これらはmanコマンドで読む通常のman pagesである
>>>> * 通常のman pagesと、その他マニュアル一般とを区別できる訳語が好ましい
>>>>
>>>> 特に後者のポイントについては、水本さんも7月10日のメールで[1]、
>>>> ガイドなどのマニュアルと区別できるので「man ページ」とした、
>>>> とおっしゃっていた点です。
>>>
>>> 本メールで対象としている 5 つの文字列は通常の man で読むマニュアルとは異
>>> なるようなので、通常の man page とは扱いを別にした方がよいのではないかと
>>> いうのが私の論点でした。
>>>
>>>> この点で「マニュアル」は区別がしづらいのであまり良いとは思いません。
>>>
>>> 松澤さんのヘルプをいただき、ポリシーに応じて管理者が個々に生成する独自の
>>> マニュアルであることがわかりました。このため、通常の man page とは別に
>>> 「マニュアル」にしました。
>>>
>>>>
>>>> 提案に挙がった訳語を、man pagesの識別しやすさ順に並べると以下のようになると思います:
>>>> 1. man ページ
>>>> 2. マニュアルページ
>>>> 3. マニュアル
>>>>
>>>>
>>>> ## "man pages"の対訳管理 ##
>>>> "man pages"は他にもいろいろな箇所で登場するでしょうし、
>>>> 今後の作業効率化のためにも、対訳管理しておくのがよいのでは、と思いました。
>>>> これについては、話題が独立するので別トピックを立ててそちらで話を進めるのが良いかなと思います。
>>>
>>> 通常の man pages と対象となっている 5 つの文字列 (ポリシーに応じて個々に
>>> 生成する man pages) を同列に扱うという点で明確に同意が多数なのであれ
>>> ば、"man pages" の対訳管理のトピックで決定した対訳に従うのが自然だと思い
>>> ます。しかし、少なくとも私は、別々に扱った方がよいと思っています。通常の
>>> man pages は「man ページ」がよいと思っていますが、この対象文字列について
>>> は「マニュアル」がわかりやすいのではないかと感じています。
>>>
>>> 水本
>>>
>>>>
>>>>
>>>> [1] https://lists.fedoraproject.org/pipermail/trans-ja/2014-July/002551.html
>>>>
>>>>
>>>> 以上です。
>>>>
>>>>
>>>>
>>>>
>>>> 2014-07-23 10:20 GMT+09:00 Noriko Mizumoto <noriko @ fedoraproject.org>:
>>>>> 松澤さん、加藤さん
>>>>>
>>>>> 理解のレベルが違っていた、コマンド自体の機能がわかっていなかったため、加
>>>>> 藤さんの指摘意図を理解できなかったんですね。すいません。
>>>>>
>>>>> 「マニュアルページ」について。たしかに、ここではページを訳出する意味もな
>>>>> いですし、一部を指すわけでもなく違和感がありますね。「マニュアル」にして
>>>>> みたところ、すっきり感があったので「マニュアル」に修正しました。
>>>>>
>>>>> 水本
>>>>>
>>>>> (2014年07月15日 08:08), KATO Tomoyuki wrote:
>>>>>> 松澤さん、水本さん
>>>>>>
>>>>>> こんにちは、加藤です。
>>>>>>
>>>>>> すっかり遅くなりましたが、
>>>>>> 私の指摘意図としては、松澤さんのおっしゃるとおりです。
>>>>>>
>>>>>> manコマンドで表示するものだからといって、
>>>>>> manを英語のままにする理由は少ないように感じています。
>>>>>>
>>>>>>
>>>>>>> 水本さん、加藤さん、皆さん
>>>>>>>
>>>>>>> 松澤です。
>>>>>>> ちょっと長くなりますが、ご容赦ください。
>>>>>>>
>>>>>>> 2014-07-14 14:47 GMT+09:00 Noriko Mizumoto <noriko @ fedoraproject.org>:
>>>>>>>>> 先頭のものは
>>>>>>>>> $ sepolicy --help
>>>>>>>> で表示させると、先頭の文字列は sepolicy に manpage の引数を使用した場合
>>>>>>>> の説明であることがわかりました。
>>>>>>>>
>>>>>>>>> で、残りの4つは
>>>>>>>>> $ sepolicy manpage --help
>>>>>>>> sepolicy manpage にさらに各種の引数を使用した場合の説明でした。このコマ
>>>>>>>> ンドを使用すると、ポリシーに応じたマニュアルページが生成され、そこにはプ
>>>>>>>> ロセスドメインについての詳細が記述されているため、常に最新の情報が記述さ
>>>>>>>> れたページが生成できるらしいです。
>>>>>>>>
>>>>>>>> 長くなりましたが、以上の状況から一般的な man ページとは異なるため、加藤
>>>>>>>> さんのご意見にしたがい、マニュアルページに統一しようと思います。以下のよ
>>>>>>>> うな訳文にしました。ただし、実際に生成して現物確認はしていないので、やっ
>>>>>>>> ぱ man ページの方がいいかもというご意見があればぜひ。
>>>>>>>>
>>>>>>>> * SELinux のマニュアルページを生成する
>>>>>>>> * 生成された SELinux のマニュアルページの格納先となるパス
>>>>>>>> * 作成するマニュアルページのドメイン名
>>>>>>>> * マニュアルページの OS 名
>>>>>>>> * 選択した SELinux マニュアルページを HTML 形式で生成する
>>>>>>>>
>>>>>>>
>>>>>>> これは、man コマンドで読める troff 形式の普通の man ページです。
>>>>>>> ためしに、
>>>>>>> $ sepolicy -a [-p 任意のディレクトリ]
>>>>>>> と実行してみてください。
>>>>>>> 指定したディレクトリ(指定しない場合は/tmp)配下に*_selinux.8という名の
>>>>>>> troff形式のファイルが生成されるのが確認できると思います。
>>>>>>> 試しにmanで読む場合は、生成されたファイル名をパス付き(相対でも絶対でも)で
>>>>>>> manコマンドに渡してみてください。
>>>>>>>
>>>>>>>
>>>>>>>
>>>>>>> あと、「マニュアルページ」という訳語についてですが、
>>>>>>> 水本さんと加藤さんとで、ひょっとしたら理解に食い違いが出ているような
>>>>>>> 気がしました (私の勘違いなら申し訳ありません。ご容赦ください)。
>>>>>>> 私なりの理解では、加藤さんのご意見は、
>>>>>>> 「manで読むマニュアルを意味する"man pages"を、"man ページ"ではなく"マニュアルページ"としたい」
>>>>>>> ということだと解釈しました。
>>>>>>>
>>>>>>> 一方で、水本さんは
>>>>>>> 「通常のmanで読むマニュアルではないから "man ページ"ではなく"マニュアルページ"とした方がよい」
>>>>>>> とおっしゃっているように解釈しました。
>>>>>>>
>>>>>>> 結果としては同じ「マニュアルページ」でも主張する立場が異なっているように思えたので、そこが少し気になりました。
>>>>>>> 私の理解が誤っていれば訂正していただけるとありがたいです。
>>>>>>>
>>>>>>>
>>>>>>>
>>>>>>> なお、水本さんのおっしゃる、通常のmanではないマニュアル全般(?)について
>>>>>>> 「マニュアルページ」という訳語を与えるのは少し違和感を覚えます。
>>>>>>> 一個のまとまった文書を指すのであれば、「マニュアルページ」よりも「マニュアル」だけの方がよいと思います。
>>>>>>> いわゆるman pages以外に対して、「マニュアルページ」と呼ぶとすれば、
>>>>>>> マニュアルを掲載したWebページを指す場合や、マニュアルの一部分のページを指す場合
>>>>>>> などでなければ、少し耳慣れない印象を与えるように思います。
>>>>>>> 個人的には、man pages以外に「マニュアルページ」と呼ぶ例はパッと思いつきません。
>>>>>>> いかがでしょうか。
>>>>>>>
>>>>>>> # man pages自体を「マニュアルページ」と呼ぶのは違和感ないと思います。
>>>>>>> # JMでも「マニュアルページ」と呼んでいます[1]。
>>>>>>>
>>>>>>> [1] http://linuxjm.sourceforge.jp/
>>>>>>>
>>>>>>>
>>>>>>> --
>>>>>>> Jiro Matsuzawa
>>>>>>> Email: jmatsuzawa at gnome.org
>>>>>>> GPG Key ID: 0xECC442E9
>>>>>>> --
>>>>>>> trans-ja mailing list
>>>>>>> trans-ja @ lists.fedoraproject.org
>>>>>>> https://admin.fedoraproject.org/mailman/listinfo/trans-ja
>>>>>>>
>>>>>> --
>>>>>> trans-ja mailing list
>>>>>> trans-ja @ lists.fedoraproject.org
>>>>>> https://admin.fedoraproject.org/mailman/listinfo/trans-ja
>>>>>>
>>>>>
>>>>> --
>>>>> trans-ja mailing list
>>>>> trans-ja @ lists.fedoraproject.org
>>>>> https://admin.fedoraproject.org/mailman/listinfo/trans-ja
>>>>
>>>>
>>>>
>>>
>>
>>
>>
>



-- 
Jiro Matsuzawa
Email: jmatsuzawa at gnome.org
GPG Key ID: 0xECC442E9


trans-ja メーリングリストの案内