Ctrl+Space,Shift+Spaceは、Excelではそれぞれ列の選択、行の選択にアサインされています。 OpenCalcでも同様です。既存のアプリケーション(=Excel)との互換性を考えるなら、今後これらの 機能が他のキーバインドにアサインされることは考えにくいところですし、入力メソッドが アプリケーションの機能をさしおいて優先的にキーバインドを奪っていいとも思えません。
入力モードの切り替えは、なんだかんだ言っても将来的にどの言語もWindowsのものに 収束していくしかないのではないでしょうか。現在でも、Ctrl+Space,Shift+Space 以外のキーを入力メソッドの切り替えに使うオプションは現在においても必要でしょう。
im-cannaではキーバインドの議論を抹殺しようとしてb),d),e),f)での切り替えを同時に サポートしています。直前に別のどの入力メソッドを使っていても混乱することがなくて 快適です。
あと、EmacsでCtrl+Spaceがコンフリクトしてしまったのはミスでしょう。 (というか成行きというか) EmacsがUnixドメインソケットをサポートすれば再びtamagoを使えるようになり、 日本語入力はEmacsの中だけで完結します。現状のEmacsでも中国語と韓国語は Emacsの中だけで完結しているので、日本語のためにEmacsの入力環境を歪めてしまった とも言えます。といってもEmacsの中国語入力は(uimほどでないけど)アホで、Yu Shaoに よる智能ピンインの方が賢いはずなので、どちらがいいのかは自分も判断しかねます。 このへんはもうちょっと議論があってもいいんではないでしょうか。
#iiimecf-init.elに、存在しないディレクトリがあるのはバグ?
-- Nakai
On Mon, 06 Sep 2004 14:58:11 +1000 Noriko Mizumoto noriko@redhat.com wrote:
水本です。
いろいろなご意見をありがとうございます。 私自身大変勉強になりました、ありがとうございます。 少しまとめてみたいと思います。 順番的には a) からが多かったようです。この順序を結果としてよいでしょう か。また、補足事項などありますでしょうか。
a) 全角/半角 キーのみ
b) Alt + ~ (または、Alt + 全角/半角)
c) 右 Alt キーのみ
d) Shift + Space * アルファベットを使う場合に不便
e) Ctrl + Space * Emacs で使用するため不便
f) Ctrl + \ (バックスラッシュ)
g) 各言語毎にダイナミックに変更