[Fedora-trans-ja] HP翻訳と、翻訳体制に関するドラフトについて

Takanori Kikumoto t_kikumoto @ k5.dion.ne.jp
2004年 6月 10日 (木) 05:06:05 UTC


きくもとです。

水本さん、上鍵さん議論、リアルタイムで追随出来なかったんですが ^^;

確かに、コミュニティで成果物を作ったら、"本家"に対して
ちゃんとしたフィードバックパスがあるというのはうれしい
ですし、今のIT時代、作業リソース共有のシステムに乗って
多数が作業するインフラ作りも大切です。今回試験的に行った
翻訳まとめ作業でも感じたことです。

ただ、それがないと動けないわけじゃ全くないと思ってます。

このMLでの良い例と言えば、斎藤さんが今行ってるニュース
レターじゃないかと思います。
いろいろ載せる内容とか、管理体制(というと大袈裟だけど)
とか検討してるとは思いますし、それに向けて新しいMLも
立ち上げてると見てます。
でも、一番"ちゃんとした"ものってのは、内容を作成して、
みんなが検討可能なレベルまで持ってった作業、その結果と
しての雛型そのものじゃないですか?

システム的な観点から見れば、今ML立ち上げると言っても、
それ専用のアカウント作成する"だけ"でしょう。
内容は、文章書くにしても、あれだけ大量のHPリンクを
検討するにしても、慣れとか、自分の持ってるノウハウとか
提供していかなければならないわけです。

それを検討するにしても、少くとも8割方は作業した実績と、
それに対する評価を取り混ぜて、そこから更に発展していく
ってのが、"出来るなら動いてしまえ"的な発想の人間のボクと
してはいいんじゃないかと感じてます。

なので、大前提として、"やった結果があるんだけど"があって、
それを無駄にしないために"本家もちゃんとした口作ってよ"、
ってプッシュするスタイルに転換すべきじゃないかなあ、と。
あとは、成果物を適当にサーバーに配置さえ出来れば、使う
側でちょっとずつでも評価してもらっていけるんじゃないかな。

それとあくまで"並行作業"として、改めてRHインフラに対する
要求を投げるとかやっていけばいいと思います。その辺、この
MLなり次回のオフミーティングなりで感想伺えればいいかなあ。

そんなで、少くともHP翻訳とかについては、ボク自身としての
勉強にもなるし、コミュニティ内でやることで単なる自己満足
の情報発信にしない方向性も出せるし、ちょっと活発にやって
いきたいと思ってますし、やっていくつもりです。

この辺、今回作業したメインHPの、リーダーシップ、歴史とか、
あんまり普通じっくり読まない部分に、結構興味あることが
書いてありました。うまく訳せたかどうか判りませんが、
そういった情報に触れる機会を拡げていきたいと思ってます。

で、ボクも独り言ですが・・・(笑)
無駄な作業になってしまうとか、ニーズが感じられないとか
多いとは思いますが、これは今までの翻訳作業結果を見て
思った感想、正直、"出来ない"の方が強いんじゃないですか?

本当に出来たのであれば、査読作業も順調に進んでいただろうし、
翻訳作業も、単に自分の理解したことをタイプするだけですから、
この作業に当たって非常な労力だとか必要無かったと思います。

それが中途で止まってしまった、また陳腐化する位放置されて
しまったっというのは、ボランティアの時間が足りなかったでは
なく、やる気が無かったからでもなく、出来なかったんじゃ
ないかなあ・・・
自分がそんな出来るわけじゃないから、これにお叱りもらっても
困るんですが・・・だから独り言です。

なので、出来ないなら出来ないで、やりかたを考えるとか、
出来る人にアピール出来る位、出来てないものを大量に産み出すとか、
ちょっと手法を変えていくのも必要じゃないかと。
いずれにしても、実作業なんですからやってみないと駄目ですよね。

一システム屋として、コンピュータ関連のあらゆることは、
理系だから文章読み書き出来なくていいとか、英語わからなくて
いいじゃなくて、ある意味文学者よりも精密に、正しく、かつ
多言語を使う汎用的な"ことば"の能力が要求される、非常に文系的
要素も強いんではないかなあ、と思ってます。

現実にはそんな考えでシステム作ってるって少ないと思うので(笑)、
多分英語もざっと読めればいい程度で捉えてるでしょう。
それに、それだけでも多分今の会社組織じゃ尊敬されるだろうし。
ただ、それだと独自ソフトを作るとかの創造的な作業ってとてもじゃ
ないけど出来ないで、ちょっと改変するとかしか出来ないと思います。

その辺打破するため、翻訳作業みたいに、精密に、一言半句まで
読む、で、その内容を実践してみるってことの大切さと楽しさ、
そんな感覚を広めるとかしたいな、・・・と思ってます ^^;

--きくもと たかのり

On Thursday 10 June 2004 12:08, Noriko Mizumoto wrote:
> >     Fedora JP Project そしてそれぞれ個人の活動として口をあけて待って
> >     いたわけではありません.
>
> 言い方が悪かったです。けっしてそういう意味で発言したわけではありません。
> Fedora JP としてさまざまな翻訳活動をされている、それをFedodra Project
> にフィードバックしようと努力されていると思っています。
> 理解が間違っているようでしたらご指摘ください。
>
> fedora project が立ち上がってからまだ日が浅く、
> いろいろなアイデアが出ているけれどすべてに即座に対応できていない
> 現実があります。
> 現在、翻訳プロジェクトとしてはソフトウェアの翻訳のみです。
> FC2の日本語は100%の翻訳率でリリースできました。
> FC3では、さらに翻訳プロジェクトの枠を広げることができるのでは
> ないでしょうか。
> 広げるためには、多くの人が賛同して動き始めるのだと思います。
> 多くの人にディスカッションしてもらうべくfedora-i18n-listに投げました。
> ひとつづつ足固めしていきませんか。
>
>
> ちょっと疲れ気味なのでひとりごと。
> Red Hatは多言語による公認ページを準備しています。Red Hatはこれ以外のサイトにつ>いては公認していません。
> こういう言い方はいけなかったよなぁ。
> ちょっと訂正。
> 「フィードバックできるようなスペースが準備できないのかぁ
> と聞いたら、できるらしいと聞いてきましわ。
> そうでないと、Red Hatのendorsement
> じゃないから。そういう方向性でいいんすよね?
> もうちょっと待っててくれということらしいです。」
> まぁ、物事には順序があるけどね、
> それにしても、待ったけど準備できないのよ。
> というより、自分的にfedora projectに対する
> アプローチに誤りがあったのね。
> 待つんじゃなくて、自分で進んでいかないといかん。
> 反省
>
>
> 水本





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