[Fedora-trans-ja] "man pages"の訳語について

Jiro Matsuzawa jmatsuzawa @ gnome.org
2014年 7月 23日 (水) 13:35:37 UTC


皆さん

松澤です。

manコマンドで読む"man pages"の訳語について、Fedora日本語翻訳チームとして統一的な訳語を決めておきたいと思います。
話の発端はpolicycoreutilsのレビュー[1]ですが、policycoreutilsに限った話ではないので、
翻訳チームとしての方針を定めておけば今後の翻訳・レビュー作業がスムーズになると思いました。
お手数おかけしますが、ご意見をお聞かせいただければありがたいです。

## 訳語案 ##
* man ページ
* マニュアルページ
* マニュアル

(これらは[1]で挙がったものです。他にも追加で案があればご教示ください)


## 個人的な意見 ##
「マニュアルページ」が良いと思います。次点で「man ページ」です。
以下の理由を総合的に見て「マニュアルページ」がベターだと思いました。

### 理由 ###
1. Fedoraで提供される、man(1)自体の日本語man pagesで「マニュアルページ」と訳されている ($ man man)
2. 「マニュアルページ」は、他の箇所でもしばしば使われており(JM[2]など)、ある程度受け入れられている
3. man pagesと他のマニュアル一般とを区別しやすい (man pages以外で「マニュアルページ」はあまり使わない)

上記1が最大の理由です。

2の受容度合いについては「man ページ」も劣ってはいないでしょう。JMでも「マニュアルページ」と「man ページ」が混在しています。

3の識別性については、「man ページ」が一番優っているでしょう。「マニュアル」はman pagesなのかどうか文脈次第では不明になります。


[1] https://lists.fedoraproject.org/pipermail/trans-ja/2014-July/002551.html
[2] http://linuxjm.sourceforge.jp/


以上、よろしくお願いいたします。

-- 
Jiro Matsuzawa
Email: jmatsuzawa at gnome.org
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