[Fedora-trans-ja] 日本語訳の基本ルールについて
Takanori MATSUURA
t.matsuu @ gmail.com
2011年 8月 29日 (月) 12:26:11 UTC
松浦です。
先日お引き受けした案件を翻訳しているうちに、まさに疑問に思ったところです。
1にだけ反応します。
2011年8月28日23:55 Hajime Taira <htaira-fdr @ pantora.net>:
>> 1. 日英混在箇所の空白有無
>
> 文書翻訳の場合、スペースを入れないとHTMLなどで改行されないため入れることが多いです。
> アプリケーション翻訳の場合は、まちまちです。
少なくともHTMLに関しては、改行されないことを理由に空白を入れるのはバッドノウハウだと思います。
改行されないのであれば、それはブラウザのバグかCSSの記述ミスです。かなり昔のGecko系では、ある条件下で、開業されないようなことがありましたが、今は改善されています。それ以外で、問題が発生するブラウザってありましたっけ?
ワープロソフトやLaTeXでも、作成者は文章を書くことに専念できるよう、空白や改行位置はソフトウェア側の設定やスタイルファイルの修正で調整しますよね。HTMLも同じで、CSSを優先しつつブラウザが
(調整機能を持っていれば) 調整します。
# 日本語組版処理の要件 <http://www.w3.org/TR/jlreq/>
にしたがって、四分アキを入れてくれるようになると、より美しく仕上がりますが…。
空白の有無をいくつかのウェブサイトで調べてみました。
いくつかのポータルサイトのヘルプページでは、Yahoo!, goo, Excite, Baidu,
livedoorは空白なしですが、Google, Bingは入れているようです。母体の所属する国の言語慣例に従ってるのでしょうか。
また、朝日, 産経,日経, 毎日, 読売のウェブサイトでは、(新聞記事では英数字を2バイト文字で書く慣例があるようですが) 空白なしでした。
ターミナルで使用するソフトウェアの場合は、私が個人として翻訳活動をしているものについては、空白は入れていません。全角文字に対して半角スペース
(二分アキ) では、、全体としてパラパラした感じになるからです
(それが見やすいという方もおられれば、そうでない方もおられるとは思いますが…)。空白 (U+0020) ではなく、四分アキ (U+2005)
がちゃんと表示できる系であれば、(入力は大変ですが)
四分アキで書くのも一考だと思います。ただ、先程、gnome-terminalで添付した2点のファイルを表示してみましたが、どちらもU+0020分の空白で表示されました。
ご参考まで。
-------------- next part --------------
$ cat --help
使用法: cat [オプション]... [ファイル]...
ファイル、または標準入力を連結し、標準出力に出力します。
-A, --show-all -vETと同じ
-b, --number-nonblank 空行を除いて行番号を付け加える。-n より優先される
-e -vEと同じ
-E, --show-ends 行の最後に $ を付け加える
-n, --number 全ての行に行番号を付け加える
-s, --squeeze-blank 連続した空行の出力を抑止する
-t -vTと同じ
-T, --show-tabs TAB文字を`^I'で表示
-u (無視)
-v, --show-nonprinting 非表示文字と`^'や`^'を付けて表示 (LFDとTABは除く)
--help この使い方を表示して終了する
--version バージョン情報を表示して終了する
ファイルの指定がなかったり, - であった場合, 標準入力から読み込みます.
例:
cat f - g 最初に f の中身を出力し、次に標準入力を出力します。
そして g の中身を出力します。
cat 標準入力を標準出力に複製します。
cat のバグを発見した場合は bug-coreutils @ gnu.org に報告してください。
GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/>
cat の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
完全な文書を参照する場合は info coreutils 'cat invocation' を実行してください。
-------------- next part --------------
$ cat --help
使用法: cat [オプション]... [ファイル]...
ファイル、または標準入力を連結し、標準出力に出力します。
-A, --show-all -vETと同じ
-b, --number-nonblank 空行を除いて行番号を付け加える。-n〓より優先される
-e -vEと同じ
-E, --show-ends 行の最後に〓$〓を付け加える
-n, --number 全ての行に行番号を付け加える
-s, --squeeze-blank 連続した空行の出力を抑止する
-t -vTと同じ
-T, --show-tabs TAB文字を`^I'で表示
-u (無視)
-v, --show-nonprinting 非表示文字と`^'や`^'を付けて表示 (LFDとTABは除く)
--help この使い方を表示して終了する
--version バージョン情報を表示して終了する
ファイルの指定がなかったり, -〓であった場合, 標準入力から読み込みます.
例:
cat f - g 最初に〓f〓の中身を出力し、次に標準入力を出力します。
そして〓g〓の中身を出力します。
cat 標準入力を標準出力に複製します。
cat〓のバグを発見した場合は〓bug-coreutils @ gnu.org〓に報告してください。
GNU coreutils〓のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
GNU〓ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/>
cat〓の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
完全な文書を参照する場合は〓info coreutils 'cat invocation'〓を実行してください。
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