上鍵です.こんにちは.
MATSUURA Takanoriさんの<6f27515e0607192016p44a03d51h26d41ad350ad4ba3(a)mail.gmail.xn--com>-153f0t
このMLで、どちらかに統一するという見解がはっきりしていれば、どちらでも
問題ないと考えています。ある範囲内で統一美を追求するのであれば、誰が翻
訳しても (理想的には) 同一の翻訳文が出来上がるよう、翻訳ポリシーを文書
としてまとめておく必要はあると思います。
ただ、man-pages-jaのマニュアルをいくつか見てみたり、日本語のメッセージ
を出力するコマンドのいくつかを見た限りでは、長音なしの方が優勢との印象
を持ちました。また、google trendsでserverの長音の有無を比較したところ、
長音無しの方がやや優勢のようです。printer, computer, directoryの場合、
長音なしが優勢でした。
例: 「サーバ,サーバー」の場合
http://www.google.com/trends?q=%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%2C%E3...
06/07/20 に Tadashi Jokagi <ml(a)elf.no-ip.org> さんは書きました:
> ちなみに定時された JIS の資料では「-er」「-or」「-ar」で長音記
> 号を用いても略しても誤りではないとされています(PDF でいう 64/92)
上鍵さんが引き合いに出された部分はG.6.2-cの「なお…」の部分だと思われ
ます。これは、「-er, -or, -arなどの場合は、ア列の長音であるから、この
規定 (G.6.2-c) に則って取り扱う」という意味であり、長音記号をつけても
よいと規定している訳ではないと思います。G.6.2-c-1が適用されるか否かは、
私は情報系の専門分野に身を置いた事がないので解かりません。また、
G.6.2-c-2を適用すると、表G.3の「3音以上の場合、語尾に長音を付けない」
等の規定により、語尾に長音はつきません。さらに、G.6.2-c-3についても、
先ほどのgoogle trendsの結果等から、慣用的には長音なしとなると考えられ
ます。
> ちなみに Sun は口語に近い表記をするようにしているとのことです(例
> えばほとんどの場合「こんぴゅーたー」「めーらー」など伸ばして話を
> します)
手許のTru64 Unixのマニュアルは長音省略派でした。
メーカーによっても異なるようですし、私としては上に述べましたように、
Fedoraが提供するプログラム群につける日本語訳はFedoraとしてポリシーが決
まっていれば、私としては問題となりません。
ディストリビューション全体の統一美を追求するのであれば、他のプログラム
や文書の体裁と合わせるという選択肢もあるのではないかと思いますし、
Fedora提供プログラム群内の統一美を求めるのであれば、このMLで見解をまと
めたり、どこかに文書化して提示されていると分かり易いと思います。
上鍵さんの変更に対し疑問を呈しているのは私だけのようですし、このMLに参
加されている多くの方が長音ありでよいという見解であれば、Fedora提供プロ
グラム群に日本語訳をつける際には、それにしたがいます。
長文、失礼致しました。
松浦
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