やまね@Debian Projectです。
ライセンス周りは興味があるので、適当に訳しました。
On Sun, 30 Dec 2012 23:01:42 +0900
Motohiro Kanda <kanda.motohiro(a)gmail.com> wrote:
ファームウエアは、GPLのカーネルとともに動くけど、バイナリでよいという話があって、さらにフェドーラのライセンス規定があるらしいのですが、私はよくわかりません。
https://fedoraproject.org/wiki/Licensing:SoftwareTypes#Binary_Firmware
・OS が動作するためにバイナリのみで提供されているファームウェアが必要なことがある
・そのようなファームウェアは、Fedora では許容している
(※訳注: ちなみにFSFだとそれはフリーではない、ということで拒否している。
Debianではカーネルなどから分離して別リポジトリに配置している)
・ファームウェアの必要条件
- 実行ファイルではない
- ライブラリではない
- 実行ファイルやライブラリへ埋め込まれてない、単体ファイル
- オープンソースなコードを Fedora で実行するのに必要なファイル、あるいは特定の
デバイスで Fedora を実行できるようにするもの。なお、他に特別な機構を必要とはしない。
- 許容可能なライセンスで配布されているもの。
・ファームウェアのライセンス条件
- ロイヤリティなしで利用可能。
- 再配布制限がない。例外は以下の場合
* ファームウェアは再配布者の製品に組み込まれて再配布される(あるいは
既存ユーザーへのメンテナンス更新である)場合に限る。
または、さらに絞って、再配布者の製品がライセンスされたファームウェアに
関連するハードウェアをサポートする/含んでいる場合に可能性がある場合にのみ
* 再配布者がこのFedoraのファームウェアライセンスポリシーによる規程よりも厳しくない
制限をユーザーに課す必要がある場合
ファームウェアのライセンスとして、Fedoraが受け入れ可能だと考える利用についての
大まかな制約条件一覧
- 制約条件がFedoraで受け入れ可能なソフトウェアライセンスであること
- 制限が変更に関して
- 制限がリバースエンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルについて
- 利用制限がファームウェアライセンスに関するハードウェアと共に利用することについて
--
Regards,
Hideki Yamane henrich @ debian.or.jp/org
http://wiki.debian.org/HidekiYamane